読み物の時間

ここ数年では一番、読書が面白い時期がきている。 角幡唯介「極夜行」は北極圏の全く日が昇らない時期を旅した冒険譚。と言っても風景が真っ暗で、単独行のため思索の時間が長いこともあってそれほどドラマティックなものではない。 早瀬耕「プラネタリウム…

Additional two years

さらに2年が過ぎた。 2年! 驚くべき過去だ。2年前、僕を悩ませていた状況は形を変えて残り続けて、また消え始めている。そしてきっと、新しい何かになる。 自分が王様だという感覚、そういうものを抱くには早すぎる。だが、ではいつになったら人は王様に…

Past 3 months

最初の記事を書いてから3ヶ月が過ぎようとしている。時の流れるのは早い。いや、単にブログの存在を忘れていただけだ。 今、僕は何をしているのかというと、会計士として監査法人で働いている。 ちょうど今繁忙期だ。死ぬほど忙しい人は、深夜帯まで働いて…

中流宣言

高校生の卒業文集か何かで、将来お金持ちになりそうな人ランキングというのがあった。僕はそのランキングの上位に入っていて、確かにこの面子の中ではお金持ちになりそうだな、と思った記憶がある(なんという生意気な少年だろうか)。今、その頃から十年く…